メガネ

めがねの声

(2017年02月25日 155号より)

ぶらりと外を歩きたい…

暖かいお正月に続いて、急に寒くなったり、空気が乾いて風邪がはやっていて、外に行くときはマスクがはなせません。
私は、子供のころから外に出るのがだいすきです。今年は、バリアフリーの事を考えながら、いろいろ探してみたら面白し、かなと思っています。

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去年、毎年やっている「しもだ青年クラブj の忘年会がありました。いつも行くフアミリーレストランは、下が駐車場で2階がレストランになっています。他にも何軒かあるようですが、閉じように作られているのがおおいです。青年クラブの人たちは、暖かい人たちばかりなので、階段は背負ってくれてあがります。
私の手が滑りそうだと腕を持ってくれる人や、2人で抱えて登ったほうがいい。私が足を持ってあげる... などと皆で笑いながらにぎやかにのぼるのです。
普段の青年クラブの外出では、階段があれば、車いすごと運び上げてくれます。
いつも思うのですが、レストランなどは、小さくても調理用の材料を乗せるエレベーターがあれば、それでもよいのにとおもいます。障害者だけでなくお年寄りも利用できれば便利なのにとおもいます。
階段だと仲間と一緒に行くときはよくても、一人の介助では難しく、行けるところがかぎられてしまいます。たまに時間があれば、お茶を飲んだりしたくても・・・
店の前には、「いま○○がおいしい!」とか、「季節の味・カキをどうぞ!」とかおいしそうな旗がハタハタとゆれていますけど・・・ 行けないなんてね。
このレストランのグタループは、どこのお庖も同じっくりになっています。
さて、どこでしょうか?
皆さんも行ったら、『ここエレベーターはありますか?』と聞いてみてください。
みんなで聞けば、そのうちに変わるかも・・・

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活動ホームや、施設では、いつも楽しいことや、余暇の過ごし方J行きたい外出プログラム等を考えてくれます。下調べもして、予約もして、それなりに大変な準備があるとおもいます。
私は、とても楽しみに参加しています。
でも、私だけでなく皆さんも同じだと思いますが、普段の生活の中では、ふれあいだから行こうとか、楽しみに行こうとか、わざわざ理由を付けたり、イベントとしていくのではなく、普通にぶらりと外を歩きたい。
その時に街の中がバリアフリーになっているといいなと思うのです。
これからも、そのことを考えていきたいと思います。

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