メガネ

めがねの声

(2003年2月28日 31号より )

めがねのこえ   
この前「神奈川障害者の地域生活を考えるつどい」がありました。
チラシを見たら、私の知っている小川義道さんが話すと書いてあったので、私も母と一緒に行きました。
障害者が生活していくのに大切なことや、考えかたなどについてのお話しでした。
小川先生は 七沢更生ホームや、その後も仲間作りのグループなどでも ご一緒だったので、とてもなつかしかったです。
グループホームや、地域に住んで活動ホームなどにかよう生活をするのにも、自分の時間や生活を自分がやりたいように決めて行くことが大切です。でも、なかなか出来ない人も多いので、そのために 相談にのってくれる人が必要だということでした。私が聞いていても よくわかりました。
4月から支援費の制度になると、「自分で選んで自分で決めて契約をするのだ」といっても、障害者はいろいろと不自由なので、少し困ると思います。これからのことを いろいろと一緒に 考えてくれて、そのあとも見まもってくれる人がほしいです。そして仕事として見まもる人 だけでなく、Aさんのように家族が病気になったり、Bさんのようにだき上げられなくなったり、急に困ったことが出来たときなど、ちょっと立寄って手伝ってくれる人がとなり近所にいるといいなと思います。 友だちみたいに気軽に相談にのってくれる人がそばにいると、障害のある人も家族も暮らしやすいと思います。
大原友子

« 前へ次へ »