2014年01月10日発行 たわわ 第137号


変化をしなやかに受け止めて

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今年も新年を祝う港の汽笛を聞き、お正月はすがすがしく晴れました。
高いビルに囲まれた街並みや、住宅地の連なる横浜の港北区でも、こんな冬の晴れ渡った朝などは、日産スタジアムのそばにある新横浜の橋の上から、遠く神奈川の山並みや、静岡の富士山も見えます。この河は鶴見川から海に臨み...というように、自分たちの地域を意識します。そこに実に多くの人々が日々の生活を営んでいるのだなという感慨もわき、“信号待ちもまた楽し”です。
いろいろな意味で横浜は、魅力的なところだなと、自分では思って来ましたが...(カジノまで検討していたなんてね...)障害者たちの実態は、必ずしも明るくありません。
今年も、会員の皆さんのご支援に感謝しつつ、活動がはじまります。1日1日を大切に私たちのできる範囲での活動をしていきましょう。

小平市のグループホーム

東京都の小平市で、同じように身体障害者のグループホームを運営している知人から、たよりがありました。
私たちとほぼ同じころに活動をはじめ、交通機関のバリアフリーへの取り組みや、地域へのさまざまな働きかけなども行ったり、デイの場からグループホームへとよく似た活動をしてこられたようです。

「小平市のグループホームでは、土日の帰宅など、作業所の正月休みなどをふくめて、本人の高齢化に向けて、親も高齢化する現実の中で、365日の対応が求められていますが、頭打ちの状況です。向こう5年間ぐらいの間に対応策を、との焦りを感じています。各地での実践・連携の必要があるのかなと思います。」とありました。
私たちの写真展にも、遠くから来てくださったり、重い障害のお子さんと共に生きながら、笑顔とフットワークの良さにも、心から学ぶところの多い方です。
進んでいると言われる東京でも、こんな地道な努力をしている仲間があるのだということに励まされます。
さて、今年の運勢やいかに!! たくさん勉強して、運に頼らないようにしたいな...などと思いつつ、お正月から“宿題”の話し合いでした。
これから年度末の3月へ向けて、事業所ではスタッフなどの新体制の検討がはじまります。「支える会」でも、来年度の活動内容をきめていきますが、実態に合わせて、少しずつ変えていける、言わば“しなやかさ”が必要なのかなと思います。ご意見をお待ちしております。

12月も中旬に入ると、クリスマスシーズンです。
活動ホームしもだのクリスマス会、しもだ青年クラブのクリスマス会、そしてグループホームではクリスマスイブのお食事会とつづきます。
恒例の「しもだ」クリスマス会では、パントマイム・タップダンスと、いつものメンバーのだしもの。
「よつばの部屋」は、毎年の世相を映した仮装物語に工夫をこらします。
幕開けまで絶対秘密!超・短時間物ですが、苦労がしのばれます。

わかるかな?今話題の人たちサ! わかるかな?今話題の人たちサ!
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新たな年を迎え、みなさまにとって本年にご多幸がありますようお祈りいたしております。本年もよろしくお願いします。

おいもさん♥
おいもさん 12月の初旬、ボランティアグループ『もみじの会』さんからお誘いいただき、芋ほりにいってきました。
当日はよく晴れていたので、木々に囲まれた畑でしたが絶好の芋ほり日和でした。去年はサツマイモだったと聞きましたが、今回はジャガイモ堀り。畑にはビニールシートを用意して下さっていて、皆、存分に楽しめていました。
大きなジャガイモを掘り当てて、得意げな良い笑顔を見せてくれた花岡さん。土で汚れるのを気にしながらも、一所懸命つるを引っ張ったり、採れた芋を皆に分けてくれていた次郎さん。最初は緊張した面持ちでしたが、徐々に楽しそうにしてくれていた冨岡さんに阿部さん・高畠さんも芋ほりを存分に満喫していたように思います。 大きなビニール袋が2ついっぱいになるくらいの芋が採れ、最後にはサービスで辛味大根まで皆で採らせていただいて、本当に充実したイベントになりました。
私は今年初めの参加でしたが、土に直に触れることは久しぶりで、また皆で空の下で行う作業はとても楽しく、良い思い出になりました。(榊) 『もみじの会』のみなさま、今年もお世話になりありがとうございました!

X'mas会inしもだSよつば
先日、「活動ホームしもだ」のクリスマス会を見に行きました。
初めて見に行くことをスタッフの皆さんに伝えると、「よつばホームの皆の出番はあっという間だから、目を凝らして見て来てね。」というアドバイスをもらっていたので、少し緊張しながら皆の出番を待っていました。
X'mas会inしもだSよつば 開演直前になると、皆のボルテージが上がっていくのを肌で感じることができます。そしてみんなの登場です。かぐや姫の演目。かぐや姫は最近それを題材にした映画も公開されたこともあり、あらためて見直す良い機会だなぁ、なんてのん気な事を考えていました。期待は早くも裏切られました。寸劇の中身はかぐや姫の大筋の物語に、「今年一年の顔」となった方々が登場する、オリジナルストーリーでした。かぐや姫を高畠さんが演じ、殿様が阿部さん、そして楽天の田中投手を山田さんが求婚したり、月の遣いという名の海女さんを演じた花岡さん・冨岡さん、最後に締めてくれた大原さん扮する滝川クリステルといった、話題性のベースに話題性のあるものを加えるという、とても斬新なものでした。寸劇そのものはあっという間でしたが、皆にそれぞれ見せ場があって、とても素晴らしい劇だったように思います。(榊)
の日の夕食はみんな楽しみにしているクリスマスメニュー♪そしてたくさんの差し入れ「メリークリスマス!」「かんぱ~い!」 みんなでクリスマスを満喫しました。

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