2016年12月10日発行 たわわ 第154号


12月9日は障害者の日です

今年も横浜球場と隣接する横浜公園で1200人余りの人たちが集まり、集会が行われました。
横浜市の地域作業所連絡会、地域活動ホーム連絡会、グループホーム連絡会のメンバーの他、福祉にかかわりのある方たちからそれぞれ連帯の挨拶があり、障害当事者からアピールが行われ、たくさんの要望書が「お手紙のはこ」に集められ、あるいは直接に横浜市に手渡されました。
活動ホーム「しもだ」に通う支える会の障害者も市長への手紙を書き、これからますます医療が必要となる重度の人たちが住むグループホームへの配慮や、福祉の仕事をする人たちを増やしてほしい事などをつたえました。さて、その解答やいかに・・・・
津久井やまゆり園の事件についても、主催者代表や来賓の方たちがふれ、「本当に誰もが安心して住める街、障害者も共に暮らせる街にしなければ」とスピーチがありました。
事件のあった時、ニュースを聞いて衝撃を受け、恐怖を感じ、やがて悲しそうに涙ぐむ目が脳裡に焼き付いています。日々思うようにならないことが多く、残念な思いをしている人たちです。共に寄り添い、少しでも支えになりたいと思うのですが・・・
「支える会」でも、自分たちの周辺から、一緒に変えて行きましょう・・・

活動ホーム クリスマス会

毎年恒例のしもだクリスマス会がありました。よつばの部屋の出し物は、ここ数年、時の人・話題の人の仮装行列です。今年も開会トップを飾りました。紙面の都合で全部お見せできないのが残念ですが、内容は当日まで絶対に秘密。出演時間は、超短時間。ゴジラ有、美少女あり。すぐ終わってしまいますが、職員がこの企画にかける時間は並大抵ではないことでしょう。

避難訓練
9月1日は『防災の日』です。1923年9月1日に発生した関東大震災にちなんで制定されました。
新羽消防出張所さんのご協力をいただき、第2よつばホームで避難訓練を実施しました。当日はあいにくの土砂降りということもあり、玄関口まで入居者を避難させるという計画にしました。
有事の際にスタッフがどう動くのか見たいということもあって、事前に入居者、1部のスタッフには伝えずにぶつつけでやってみたのです。
結果としては初めてで中々勝手が分からず、スムーズにというわけにもいきませんでしたが、経験してみて良かったと思います。
そして新羽消防出張所所長さんには色々と為になるお話を頂きました。
先ずは自身の安全を確保しないことには周りを助けられず「大震災が起こった場合は被害が拡大しやすい」ことや、「災害前の備えが本当に大事」だという事等を教えて下さり、普段から意識しておくことが本当に必要だという事が分かりました。
次回はよつぱホームでもしっかりシュミレーションして行いたいと思いました。

摂食と嚥下
よつばホームのみんなも年齢を重ねていき、介助面で色々と職員やヘルパーさんで考えることが多くなりました。
最近では、富岡さんの食事について歯科の摂食嚥下の先生に来てもらいました。
その先生は、よつばホームのみんな以上に障害の重い方たちを色々とみていらっしやるとても頼もしい存在です。色々と指導や意見を聞く中で、冨岡さんの食事面で問題点や改善点があり、とても勉強になりました。
現状、試行錯誤してみて改善に向かっている様な気がしています。
気持ちとしては複雑な部分もあるとは思いますが、GHの特性として、様々な人が介入すること等難しい点がありますので、親と職員とヘルパーさんとで協力していきながら、今後もより良い介助の方法を見つけていきたいと思っています。私達も頑張るから、章子さんも一緒にがんばっていきましょうね!!

共生まつり
10月2日(日)に開催された『共生まつり』に行ってきましたj当日は天気の心配どころか夏日になり暑い一日となりました。
和太鼓やコーラスに盲導犬のデモンストレーションなど見どころがたくさんあり、そして知り合いにもたくさん会えて有意義な日曜日を過ごしました。
坂道を会場まで送迎していただき、共生会の方ありがとうございました。

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