2017年02月25日発行 たわわ 第155号


さまざまなネットワークを作ろう
支える会の活動の中で

強烈な春の嵐に見舞われ、ここ横浜港北の私たちの拠点は、頭からすっかり砂ぼこりに埋まりました。ちょうど春のバザー用の荷物を運ぼうとしていた人たちは「リップクリームに砂が張り付いて、ジャリジャリょ!」と悲鳴を上げながら帰ってきました。とても困るけれど、なんだかその名にちょっぴりホヅとする“春一番”です。
*  *  * 小さな『ばと訓練会』が、他の団体とネットワークをつくりながら、皆で活動ホームしもだ設立に取り組み始めて30年。「支える会」として緊急時やレスパイトのためのナイトケア活動を始めて22年。
グループホームの設立をしてからは、その運営支援に力が入りがちでしたが、日中の活動の場だけでなく、重度障害者を地域の中で支えるという事、つまり地域との自然なつながりを深める活動も大切にしてきました。
そして、災害時への備えが急がれる今、これまでにも増して、生活している地域をはじめ、少し遠くの人達や、いろいろな活動をしているグループとも、ネットワークを広げて行くことが必要になっています。
もともと、たくさんの支援が必要な重度障害の人たちですが“障害があってもなくても、普通に暮らして行ける”ことの大切さを私たちの活動をとおし理解して行きましょう。

障害があっても生き生きと③

P活動ホームしもだでの『おはなの日』
職員やボランティアさんの介助を受けながら、テーマに合わせた花器をつくり、お花をいけます。
今回のテーマはキノコです。ユニークなキノコたちの花瓶に、やさしい手触り、ほのかな香りの花を活けます。繊細な感覚に触れる毎月1回のプログラムです。

  • 1月12日 よつばホーム災害時・緊急時マニュアルの検討会
  • 1月13日 港福一夜城・港北の地域福祉を語り合う会(津久井やまゆり園事件を念頭に)参加
  • 1月16日 支える会拡大理事会
  • 1月17日 嚥下(摂食)研修会
  • 1月27日 緊急時マニュアル検討会
  • 1月28日 よつばホーム事務局会議
  • 1月28日 pm.GHを考える会
  • 1月30日 活動ホームしもだ事業会議
  • 1月31日 よつばホーム家族会
  • 2月 3日 支援センター・事務説明会
  • 2月 6日 える会家族会(手作り)
  • 2月 8日 横浜市予算説明会
  • 2月13日 日新吉田地域交流バザー実行委員会

皆さん、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。昨年は大変お世話になりました。今年もよつばホームを宜しくお願い致します。
昨年はおかげさまで大きな病気もなく1年を過ごすことが出来ました。歳を重ねるごとに色々な機能などが低下していきます。気をつけていても加齢とともに身体活動が低下してきます。今持っている機能を維持するためにも、日々の身体活動を積極的に行っていくことが大切になってきます。

園芸教室
昨年11月になりますが、町内会で行われた園芸教室に参加しました。
当日は天気も良く11月にしてはとても暖かい日となりました。寒さが心配されましたが入居者のみんなにとって過ごしやすい日となりました。
手順としましては、まずたくさんの種類のお花の中から好きな鉢を選びます。男性チーム女性チームそれぞれ個性が出て面白いです♪
そして選んだお花をプランターに植えます。レイアウトとしては背の高いお花を中心にして、その周りに均等に植えていくと見栄えがいいとアドバイスいただきました。
教えていただいた様に植えるととてもいい感じです。その時植えたお花は新年を迎えた今でもきれいに咲き誇っています。
地域のみなさまいつもありがとうございます。

地域随災拠点訓練
昨年行われました『地域坊災拠点訓練』に参加しました。新田小学校で行われ、よつばホームからは勢津子さん、次郎さん、花岡さんが代表で参加しました。
訓練はいくつかのグループ毎にそれぞれの訓練ブースを移動しながら行いました。
緊急給水栓の訓練では、パイプ、給水栓などを組み立て、実際に水を出すと言うような内容です。災害時には水の確保がとても大事になります。「蛇口をひねると水が出る」のが当たり前となっています。もしも災害で水が使えないとなった時、私たちの生活はどうなるのでしょうか・・・。
他には組立式トイレや消火器の実技などありました。貴重な体験となりました。(J.S)

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